忙しい人や預けたいものが大量にある時に便利な宅配クリーニング

家庭で洗えない衣料品はクリーニングに出していると思いますが、多忙でクリーニング店まで足を運ぶ時間がなかったり、季節の変わり目などに洗いに出したい大量の衣料品を手で持っていったりするのは大変ですよね。

そこで近年利用者が増えている「宅配クリーニング」をご存知でしょうか。

宅配クリーニングとは、電話やインターネットで申し込んで、クリーニングしたい品物を家まで取りに来てもらうサービスです。

一口に「宅配クリーニング」といっても、会社によってサービス形態は様々で、クリーニング店の人が取りに来てくれたり、届いた専用バッグに衣料品を詰めて宅配業者が受け取って運んでくれたりします。

従来のようにお店まで自分で持ち込む必要がなく、衣料品を使いたい日まで保管してくれるサービスがセットになっているところもあり、大変便利なのが宅配クリーニングです。

しかし、利用者の増加、業者の増加に伴い、国民生活センターが注意喚起を行うほどにトラブルが多いのも実情です。

ここでは知っているようで知らない宅配クリーニングについて見ていきましょう。

参考:宅配クリーニング完全ガイド|おすすめ店を自腹で試して比較!

宅配クリーニングは大別して2種類のサービスに分けられます

1.クリーニング店の人が直接集配に来る宅配クリーニング

まずはクリーニング店の社員やクリーニング師が家まで直接取りに来て、クリーニング後も届けてくれるのが直接型の宅配クリーニングです。

実はあまり知られてはいませんが、宅配クリーニングが注目され始めるまえよりから、個人店などのクリーニング店が直接宅配するサービスは行われていました。

任意の時間に限らず、指定の時間帯や曜日に取りに来る集配サービスなどもあります。

衣料品の他にも、布団やカーテンなどの大きくて自分では運びにくいものも扱ってくれることがあります。

多くの場合実店舗に拠点を置いています。

この直接型宅配クリーニングは、クリーニングしたいものの引き取りも、処理後に配達をしてくれるのもクリーニングの仕事を専門にしている人が直接来るという点がポイントです。

2.宅配便業者が受取や配達を代行している宅配クリーニング

宅配クリーニングを専門としているクリーニング店のホームページやチラシなどから注文したあと、たいていの場合宅配便業者が専用のバッグやボックスを届けに来ます。

そこにクリーニングに出したい品を詰めて、再度宅配便業者に引き取りに来てもらい、処理後の配達も宅配便業者が行っているのが、近年増加傾向にある代行型の宅配クリーニングです。

また、長期保管を承っており、衣替えの時期になったら届けてくれるという保管サービスを行っているところもあります。

直接型とは異なり、全国の利用者を対象としていることが多いです。

この代行型宅配クリーニングのポイントは宅配便業者が引取りも配達も行っている、つまりクリーニングを専門としている人ではないという点です。

特にこのサービス形態においては、利用者と事業者が直接対面しないことが原因であるとみられるトラブルが多く生じています。

トラブルは事業者と利用者のコミュニケーションで防げる

私達は、クリーニング店が実際に洋服をクリーニング処理している姿を目にすることはほとんどないのに、「クリーニング店に預ければたいていそれ相応の処理をしてくれるだろう」と思い込んではいないでしょうか。

実際は店によって得意とする分野や、料金形態が様々なのです。

従来の店舗でのクリーニングや宅配クリーニングに限らず、クリーニングトラブルの原因の多くは、店側の説明不足や利用者側の理解不足、つまりコミュニケーション不足であるとされています。

そのため、クリーニングを依頼するときは、受付の際に店員と利用者とでお互いにチェックすることが重要になってきます。

しかし宅配業者が代行している宅配クリーニングの場合、受け取りに来る人はあくまでも宅配業者であるため専門的な説明やシミ汚れなどの相談には対応出来ません。

ただし、事業者によっては品物が店に到着した後、専門とするクリーニング師等が電話等でカウンセリングを行ってくれるところもあります。

ですが基本的に宅配クリーニングを利用する際、大切な衣類を預けるならクリーニング専門の方が直接受け取りに来てくれて説明や相談ができる直接集配型の宅配クリーニングをおすすめします。

宅配クリーニングを選ぶときは自分の中で基準をしっかり持っておきましょう

誰でも自分の大切な衣類を預ける時は適切に扱われることが大前提で依頼すると思いますが、残念なことに、クリーニングは実際に処理されている様子を見ることができないサービスであるということを利用した悪質でずさんな管理をしている業者も中には存在しています。

品物を引き取りに来たあと連絡が取れなくなり返ってこなかった、保管サービスをつけたことでクリーニング処理が後回しにされ汚れを落とせなくなった等のトラブルも報告されています。

値段が安いからといって安易に飛びつかず、自分が利用しようとしているクリーニング業者は信頼できるところなのかしっかり見極めましょう。

クリーニング業者を選択する際には、品質にこだわりたいのか、料金の安さが重要なのか、納期に間に合うことが大切なのか、クリーニング師に相談したいことがあるかなど、自分の中で基準を明確にしておくとよいでしょう。